長い4月

ようやく今日で4月が終わりました。ね。
本当にこの4月は長かった。
いつもやることが多分野にわたってたくさんあったり、あるタスクにおいてものすごくはかどったりすると、日々が長くものすごく感じられたりします。
1日にする作業量や短時間でこなすタスクが多かったり、1日の中でも仕上げることが複数あったりすると1日1日が長く感じられるからそれが帰納的に積み重なってるせいだと思います。
え?まだあれから3日しか経ってないの?
みたいに感じることがあったりすると、あぁ今は順調に進んでるんだなって思う目安になったりします。
今度の4月はとくにすごかった。
研究や制作活動や雑務等いろいろ重なったせいで、4月中旬くらいからは
え?まだ4月なの!?
って毎日のように思ってました。
その4月がようやく終わろうとしてます。
5月もまた長く充実するといいな。
とりあえず今は80年代後半の古くて読みにくい論文を読み漁らなくてはならないので頑張って長くします。

忙しい日々

久しぶりの更新で無事博士課程に進学しています。
もはや学生とは呼びにくくなった身分ではありますが、これで同じ校舎に通うこと7年目になりました。
このところやることがやよい食堂並にあり、ゼミのレジュメや仕様書など作らなくてはならないものを全て1週間くらいで作らないと本当にまわらないくらいのあれでした。
それも27日まで(あと9日か・・・)FITという学会の発表会?へ投稿する論文を書けばひとまず落ち着きそうです。

〜研究〜
前述の通り修士論文でやった研究の一部をFITという大会へ出すべく、査読付きのに投稿する予定です。
自分のやりたい研究自体が進んでいるわけではないのですが、やっぱりせっかくやったことだから外部へ報告しとかなきゃと思うわけです。
あぁ早く研究進めたいなぁ。

〜制作〜
GOROSOプロジェクトは(多分)順調に進んでいます。ご期待あれ。

動き出したGOROSO

修士論文も出し終え、卒業資格を得、博士課程に合格しました。
まぁそのへんの説明はそれくらいにとどめるとして、その間にいろいろありました。
途方にくれていたGOROSOプロジェクトが改めて発進し、将来的には嬉しいことになるかもしれません。
ついにGOROSOが完成する・・・!!!
それだけで俺は1円もいらないくらいの嬉しさです。
早くGOROSOをたくさんの人にプレイしてほしい。
その小さくて大きな夢がようやく叶いそうです。

キレキレ修論日記

修士論文を書いています。
論文の一部の流れとして
①今までになかった新しい概念を知識に追加!
②ところがその新しい概念のせいで知識が矛盾することがある!
③でもその矛盾をうまいこと許してあげることで知識の領域を拡張できる!
という感じにしたかったのですが、②で矛盾が起こるかどうかが確認できないままでした。
矛盾が起こることなんてないのかな、と思ったり、いや、こうすれば矛盾は起きるはずと思ったり揺れ動いたりがしばらく続いていました。
矛盾が起こらないならそれを証明しなきゃいけないし、そうでないならその反例、つまり矛盾が起こる例を1つ示せばいいわけです。
すなわちどっちだかわからない状況では証明を試みればいいのか反例を探せばいいのかすらわからないことになります。
修論しめきり1週間前になってこうすれば反例ができると思っていたものにミスがあることが発覚して顔が真っ青。
ふりだしに戻ったところで一気に頭を働かせ、全力で考えはじめました。
ここは自分の勘を信じて「矛盾は起こる!」との仮定のもとで進めることにしました。
ところがなかなかうまいことみつからない。
『足し算しかない自然数の知識に引き算を追加してやることによって自然数の範疇を超えたものが出てくる→矛盾』
という例をうまいこと論理式に直して反例にするために頭をフル回転させてました。
久しぶりにこんなに考えました。キレキレでした。
そしてどうやらうまくいきそうです。よかったよかった。
毎日こんだけ頭使ってたら絶対ぼけないだろうな。


GOROSOはグラフィックの完成を祈るばかりです。

ひとこと

最近あまりに書いてなかったので一言報告(?
修士論文を書いています。
早くGOROSOで遊びたいです。
やっぱり作品なり理論なりにしても”作る”ことが俺の最高の喜びなので早くいろんなものが作りたいです。
作りたいものがたくさんあります。
また詳しく書きます。

人工知能学辞典な日々

人工知能学会から人工知能学辞典なる本が出版されました。
22000円です。
自分で買うには高すぎるので、T先生に研究費で買ってもらおうと相談しに行ったら、すでに買うつもりですとのこと。
それで先日助手の先生がわざわざ俺のところにそれを持ってきてくださったので、たいそう喜んだ克は毎日読んでいます。
人工知能学」という言葉を明示的に使っている最初の本じゃないでしょうか。
序文にも
”本学会の総力をあげて、人工知能に関する学術を人工知能学という新たな視点から見直し・・・”
と書いてあります。
辞典というだけあって基礎から応用、歴史から哲学の話までいろいろ書いてあって楽しいよ。
何のジャンルでもわりとそうなのかもしれないけど、「人工知能学」ってのはいろーんな分野が関係してて、数学ひとつをとっても論理をはじめ統計・確率、幾何学の内容まで盛り込まれてて壮大です。
逆に言えばまだ絞りきれてないからいろんなジャンルから迫っていってみてる段階というだけなのかもしれません。
まぁとりあえずいろいろ読んでみてます。
この本が新しいうちに読めるだけ読んでおこうと思います。晴れ。