キレキレ修論日記

修士論文を書いています。
論文の一部の流れとして
①今までになかった新しい概念を知識に追加!
②ところがその新しい概念のせいで知識が矛盾することがある!
③でもその矛盾をうまいこと許してあげることで知識の領域を拡張できる!
という感じにしたかったのですが、②で矛盾が起こるかどうかが確認できないままでした。
矛盾が起こることなんてないのかな、と思ったり、いや、こうすれば矛盾は起きるはずと思ったり揺れ動いたりがしばらく続いていました。
矛盾が起こらないならそれを証明しなきゃいけないし、そうでないならその反例、つまり矛盾が起こる例を1つ示せばいいわけです。
すなわちどっちだかわからない状況では証明を試みればいいのか反例を探せばいいのかすらわからないことになります。
修論しめきり1週間前になってこうすれば反例ができると思っていたものにミスがあることが発覚して顔が真っ青。
ふりだしに戻ったところで一気に頭を働かせ、全力で考えはじめました。
ここは自分の勘を信じて「矛盾は起こる!」との仮定のもとで進めることにしました。
ところがなかなかうまいことみつからない。
『足し算しかない自然数の知識に引き算を追加してやることによって自然数の範疇を超えたものが出てくる→矛盾』
という例をうまいこと論理式に直して反例にするために頭をフル回転させてました。
久しぶりにこんなに考えました。キレキレでした。
そしてどうやらうまくいきそうです。よかったよかった。
毎日こんだけ頭使ってたら絶対ぼけないだろうな。


GOROSOはグラフィックの完成を祈るばかりです。