人工知能学辞典な日々

人工知能学会から人工知能学辞典なる本が出版されました。
22000円です。
自分で買うには高すぎるので、T先生に研究費で買ってもらおうと相談しに行ったら、すでに買うつもりですとのこと。
それで先日助手の先生がわざわざ俺のところにそれを持ってきてくださったので、たいそう喜んだ克は毎日読んでいます。
人工知能学」という言葉を明示的に使っている最初の本じゃないでしょうか。
序文にも
”本学会の総力をあげて、人工知能に関する学術を人工知能学という新たな視点から見直し・・・”
と書いてあります。
辞典というだけあって基礎から応用、歴史から哲学の話までいろいろ書いてあって楽しいよ。
何のジャンルでもわりとそうなのかもしれないけど、「人工知能学」ってのはいろーんな分野が関係してて、数学ひとつをとっても論理をはじめ統計・確率、幾何学の内容まで盛り込まれてて壮大です。
逆に言えばまだ絞りきれてないからいろんなジャンルから迫っていってみてる段階というだけなのかもしれません。
まぁとりあえずいろいろ読んでみてます。
この本が新しいうちに読めるだけ読んでおこうと思います。晴れ。